特別企画！

■福ちゃんに捧げる歌を作ろう

「福ちゃんに捧げる歌」第２弾が出来ました。タイトルは「赤とんぼ」。剣志郎さんによる福本清三時代劇ショーをテーマにした歌です。歌は、がくっぽいど（ボーカロイド）。前作の古座瑠ナナと比べ、はるかに人間ぽい歌声になっています。（2010年4月8日）
新バージョンのデモ【ボーカル＆歌詞】（Youtube版）をアップしました！（2009年7月26日）
新バージョンのデモをアップしました！（2009年7月25日）
デモ【ボーカル＆歌詞】（Youtube版）をアップしました！（2009年7月10日）
デモをアップしました！（2009年7月7日）
曲が付きました！（2009年7月7日）

最終更新：2010年4月8日

作詞・作曲・編曲／剣志郎
歌／がくっぽいど

開演時間に間に合うようにと
駆け足の人がいる
どうぞ怪我などなさらぬようにと
胸で手を合わす

遠い町からこの日のために
足を運んで来てくれる
そんな気持ちにせめて
何か応えたい

開演時間が近付いてくる
会場は人があふれ
手馴れた支度に手間取るふりをして
草履を履きなおす

時は流れて時代は移り
あの頃の華（はな）はなく
それでも受け継ぎ磨かれてきた
心は残したい

凛と背筋を伸ばして立てば
スタート合図に血が燃える
かかる「日本一！」の
声が照れくさい

交わせる言葉は少ないけれど
俺達は役者だから
答えは芝居を見ていて欲しい
極めた殺陣の冴え

派手に斬られて倒れて見れば
鞘（さや）に止まった赤とんぼ
そうか…今日はお前も
見に来てくれたのか

仲間は少なくなりはしたけど
俺達は続けてゆく
ふと振り返ればそこには見える
後追う若い影

作詞／ののこ＆ＮＡＳＨ
補作詞・作曲・編曲／剣志郎
演奏／剣志郎 with リトルモンキーズ
歌／古座瑠ナナ

脇役一筋　生きてきた　蹴られ　殴られ　また斬られ
それでも信じた　夢一つ　きっといつかは　叶えたい

刹那という名の花道の中で　キラリ一瞬（ひととき）輝いて魅せる

たとえ僅かな出番にだって　俺は命を賭けているのさ
きっと誰かが続いてくれる　そんな気がする　俺の夢

スポットライトの　傍らで　斬られ　斬られて　死んできた
信じた道なら　これ一つ　今日も斬られる　俺だけど

太刀が風斬る剣劇の中で　頬をかすめる斬っ先をかわす

たとえ日陰の人生だって　いつか花咲く路傍の花を
きっと誰かが見ていてくれる　そんな気がする　俺の道

たとえ日陰の人生だって　きっと花咲く路傍の花を
そっと誰かが見ていてくれる　そんな気がする　俺の道

きっと誰かが見ていてくれる　それが……俺の道