決めゼリフ大事典
モーレツ宇宙海賊(MBS・TVアニメ)
※ 宇宙海賊=パイレーツ
[あ]
- オープニングナレーション(声:小山力也)
-
- 銀河帝国がその勢力を増大させ、周辺の星々との併合を次々と重ねていた頃、辺境宇宙においても、独自の星圏を有する星々が存在した。くじら座級タウ星系第三惑星海の明星(あけほし)は、開拓惑星だった。開拓地の多分に漏れず、人口が増え世代を重ねるにつれ、総主である星系連合との対立が深まり、遂に独立戦争が勃発。海の明星(あけほし)の独立政府は、脆弱な戦力を打開する為にあるものを発行した。私掠船免状である。宇宙海賊達は私掠船免状を盾に星系連合の船を襲い、独立戦争の勝利に大きく貢献した。そして意外な形での終戦を経た今、これはそれから100年余り後の物語である。第1話}
- かつて星系探検は、片道のみの帰還不可能な旅であった。様々な犠牲の果てに人類は、スペクトルG型恒星の生命発生可能体ファビタブルゾーンの中に、奇跡の様な海の星を発見した。海の明星(あけほし)と名付けられたこの惑星は、初期の開発惑星の一つとして、集中的な資本投下がなされ、そして今・・・。{第2話}
- 宇宙における海賊行為には様々な方法がある。火力を全面に推し立てた強襲、待ち伏せによる奇襲、そして乗り込んでの白兵戦。しかし何れにせよ、相手艦のシステムを如何に支配下に置くかが重要になる。砲撃や白兵戦に先んじて行われる静かなる戦い、それが電子戦である。それに敗れた宇宙船は、生命維持の為のシステムを相手に委ねる事になるのだ。{第3話}
- 宇宙には上下左右という基準はない。それを決めるのは今、その空間に存在する己自身である。自分が何処から来て何処へ行こうとしているのか、どちらを向いているのかを理解すれば、己が位置している今を知る事が出来る。広大な宇宙に初めて足を踏み入れ、自らの小ささに呆然とし、混乱する事もあるだろう。しかし、それを乗り越える事が宇宙での第一歩なのだ。{第4話}
- トランスポンダー。それは宇宙を航行する船にとって互いの存在を認め合う為に義務付けられた一種の発信装置である。船名、船籍、現在位置と進行方向、トランスポンダーの情報は人の意志であり、目的である。船乗りが互いに船を理解する事で、静かなる宇宙空間は黄金の大海原へと変わる。今何処の宇宙は大航海時代の余韻に溢れている。{第5話}
- 宇宙に生きるという事は、常に決断を要求される事でもある。周囲には空気もなく、足を付ける地面もない宇宙空間では、ふとしたミスが致命的な事態を引き起こす。宇宙船に乗りこめば最後、人は常に最良の選択をし続けなければならない。しかし、これこそが宇宙に生きるという事なのだ。加藤茉莉香はそうした決断に抱けた。まさに宇宙の度たる資格を持ち合わせた少女であった。{第6話}
- 私掠船免状。その相続は書面の上書き、書き換えによる継承によって成し遂げられる。果てしない手続きの果てに加藤茉莉香は、宇宙海賊船弁天丸の船長としての資格を得る事が出来た。しかしそれは船長として認められる為の、ほんの序章の手続きに過ぎない。頑張れ、加藤茉莉香!戦え加藤茉莉香!宇宙が君を待っている!{第7話}
- くじら座級タウ星系第三惑星海の明星(あけほし)。開拓地の多分に漏れず人口が増え世代を重ね、遂には星系連合との独立戦争が勃発。脆弱な戦力を打開する為に時の政府は私掠船免状を発行。託してここに公認される宇宙海賊が誕生した。戦争終結後から100年余り、これが今の宇宙を駆ける海賊達の物語である。{第8話}
- 聖域系星系王国。惑星改造を受けていない古い七つの星の連合国家。その頂点に立つ青の星セレニティ^。長い歴史、恵まれた自然、そこはまさにおとぎの国。そんな王国にも銀河帝国併合以来、様々な独立運動の機運が高まる。以外に複雑な事情の中、聖王家第7星当皇女グリューエル・セレニティが弁天丸に1人密航。そして・・・(中略)、海賊の冒険が始まる。{第9話}
- 銀河帝国がその勢力を増大させ、周辺の星々との併合を次々と重ねていた頃、辺境宇宙においても独自の星圏を有する星々が存在した。くじら座級タウ星系第三惑星海の明星(あけほし)は、開拓惑星だった。開拓地の多聞に漏れず、人口が増え世代を重ねるにつれ、開拓地の多聞に漏れず、人口が増え世代を重ねるにつれ、総主である星系連合との対立が深まり、遂に独立戦争が勃発した。海の明星(あけほし)の独立政府は、脆弱な戦力を打開する為に宇宙海賊達にあるものを発行した。私掠船免状である。宇宙海賊達は私掠船免状を盾に星系連合の船を襲い、独立戦争の勝利に大きく貢献した。これは、終戦後100年余り後の物語である。{第10話}
- かつてセレニティの民を運んだ恒星間移民用世代艦宇宙船。超光速機関こそないが、循環再生システムを整え、コールドスリープによって多くの民を眠らせながら、生存可能な星を探し求めた。その船こそが、黄金の幽霊船の正体。加藤茉莉香率いる弁天丸と、セレニティ船籍の謎の艦隊、見付け出すのは果たしてどちらか、黄金の幽霊船の謎とは一体・・・。{第11話}
- かつてセレニティの民を運んだ、恒星間移民用世代艦宇宙船。今は黄金の幽霊船として宇宙を彷徨う。加藤茉莉香率いる弁天丸は、セレニティ第7皇女グリューエル・セレニティと共に、巨大なその船内にいた。(中略)幽霊船は再び亞空間に消えた。その彷徨う謎が、ついに解き明かされるのか。{第12話}
- 宇宙には歴史と言うものはない。過去・現在・未来、それが人類による主観的なものであり、特定の時間軸に縛られた点の様な存在でしかないのだ。しかし、人類が、その営みの拠点を絶えず外へと求めるのであるならば、点は線となり、人の歴史は宇宙に咲き誇る大輪の花へと変わるのかも知れない。{第14話}
- 宇宙空間においては、日々の活動を円滑にする為に、様々なシステムや組織が存在する。海賊や、それをサポートする保険組合もその一つである。独立戦争、そして銀河帝国による併合を経て、時代は波乱から安定へと流れる。今や保険会社と海賊は、一蓮托生なのであった。そして・・・。{第15話}
- 法則はあってもルールのないこの宇宙では、画一的な行動は命取りになる。海賊行為や電子戦、超光速跳躍等にも勿論、マニュアルが存在するが、不測の事態においては、乗組員、とりわけ船長の決断が船の運命を左右する。白鴎女学院ヨット部を引き連れた加藤茉莉香の腕の才は果たして・・・。{第16話}
- この広大な宇宙で、人と人とが出会い、同じ時間を共有する事は、果てしなく確率の低い、運命とも言える偶然によってもたらされるものであり、偶然は重なり合い、やがては未来への必然へと変わる。人の絆は、光をも超えるのだ。(中略)さて、どうする。{第17話}
- 突如流れる銀の星の如く、弁天丸に降ってきたジェニー・ドリトル。ヒューアンド・ドリトル社巡る伯父とのお家騒動に巻き込まれ、無理やり花嫁に仕立てられた彼女は、弁天丸に助けを求める。ジェニーとリンの未来、そして、海賊としての自分自身の運と可能性を賭けて。茉莉香はジェニーに協力する事を決めた。(中略)弁天丸船長加藤茉莉香は、いったい何をやろうというのか。果たして・・・。{第18話}
- 宇宙の海は皆の海。古より、海は少年を一人前の男に鍛え上げてきた。同じ様に今、宇宙の海が少女を鍛え上げる。突然の海賊稼業体験で、少女達は、荒波逆巻く大海原に叩き込まれ、そして、船乗りとなった。{第19話}
- ヨット。かつて海原のものであったそれは、この時代においては、太陽風や星間物質を受けて空はおろか、宇宙を駆けるものへと進化している。そして、そのヨットを駆る人々もまた、あらゆる可能性を求めて、大きく飛翔しているのだ。{第20話}
- 宇宙の星々は、太古の昔から人々の創造と憧れを掻き立ててきた。地上より見上げる煌きも、宇宙船から眺める輝きも、時間と距離は異なれども、心に届く感動は共に等しい。宇宙を自由に飛びまわれる時代にあっても、夜空の星の美しさは、決して色褪せる事はないのだ。{第21話}
- くじら座級タウ星系第3惑星海の明星(あけほし)。開拓惑星の多分に漏れず、人口が増え世代を重ねるにつれ、宗主である星系連合との対立が深まり、遂には独立戦争が勃発。時の政府は、脆弱な戦力を打開する為に私掠船免状を発行した。公認される宇宙海賊の誕生から100年余り、これは、今の宇宙を駆ける、宇宙海賊達の物語である。{第22話}
- 誰の者でもなく誰の力でもない。己の為に力を使い宇宙を渡り歩く。それが私掠船免状を頂く宇宙海賊である。しかし、そんな彼等に絶対の危機が訪れていた。海賊狩り。その正体は謎の新造戦艦だった。圧倒無比な火力と機動力の前に次々と沈められていく海賊船。そして、今・・・。{第23話}
- かつての独立戦争時、宗主である星系連合に対抗すべく、宇宙海賊がはった、たった一度の共同戦線。その会合の合図である海賊の唄は、再び宇宙の海に解き放たれた。道は開かれた・・・。しかし、この絶対の危機を乗り越えられなければ、その果てに待つ者を見る事は出来ない・・・果たして・・・。{第24話}
- 宇宙をまたに駆ける。またに駆ける様な宇宙であるならば、それはあくまでも既知なる範疇の宙域である。そんな心地のいい居場所に安寧を見出すのも人生。その一方で新たなる世界を求め、見知らぬ宇宙へ飛び出して行く者もある。それはまさに運命。女子高生海賊 加藤茉莉香の選ぶ道は果たして・・・。第25話}
[か]
- 加藤茉莉香(声:小松未可子)
-
- 私、なるよ。船長に。宇宙海賊に、私、なります。
- 弁天丸船長、茉莉香です。海賊しに来ました。よろしくお願いします。
- 茉莉香、行きま~す!
- さぁみんな、お仕事です!
- 弁天丸、行きましょう!
- 全船、対衝撃防御!
- さぁ、海賊の時間だぁ!
[さ]
- 次回予告ラスト(声:小山力也)
-
- 次回、モーレツ宇宙海賊{パイレーツ}、(次回のサブタイトル名)、お楽しみに。