- 名脇役・福本清三
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- 福ちゃんのプロフィールです。
最終更新:2015年1月27日
■福本清三(ふくもと・せいぞう)
本名・橋本清三。1943年(昭和18)2月3日生まれ、6人兄弟の三男(5番目)。兵庫県城崎郡香住町(現美方郡香美町)出身。B型。身長172cm。体重50kg。東映・剣(つるぎ)会役員、武士道剣会・育成委員会委員長、兵庫県香美町観光大使。通称「5万回斬られた男」。
中学を卒業後、親類の経営する米穀店の後継ぎを任されたが不満を感じ、1958年末、親類のつてで15歳で東映京都撮影所に入社。
死体役、通行人、スタントマンを経て、現在まで55年以上斬られ続けている。(20代後半から本格的に)
初出演は映画「鞍馬天狗」の群衆役。(1959年2月公開/東千代之介主演/美空ひばり出演/東映京都)。
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1992年、TV番組「探偵ナイトスクープ」(ABC)にファンの依頼(投稿)により出演したのがきっかけで「徹子の部屋」にゲスト出演し話題となる。
2001年8月、東映映画「Red Shadow 赤影」のキャストに大抜擢される。
2001年11月、初めての著書『どこかで誰かが見ていてくれる ―日本一の斬られ役・福本清三― 』(集英社/創美社)を出版。
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2002年、トム・クルーズ主演映画「ラストサムライ / The Last Samurai」(ワーナーブラザーズ / 翌年12月6日、日米同時公開)のキャスト(The Silent Samurai / 寡黙な侍)に大抜擢され、ハリウッド映画デビュー。ロス・アンジェルス、京都、ニュージーランドでの長期にわたる撮影をこなす。2003年5月帰国。
ラストサムライ撮影中の2月、60歳の誕生日を迎え、東映京都撮影所を定年退職となるが、引き続き嘱託として東映に籍を置き、以前と変わらず時代劇などで脇役として活躍しつづけている。
2004年2月、映画「ラストサムライ」で日本アカデミー賞協会特別賞を受賞。
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2004年4月、著書第2弾『おちおち死んでられまへん-斬られ役ハリウッドへ行く-福本清三 』(集英社/創美社)を出版。
2011年、おおさかシネマフェスティバル2011日本映画部門特別賞を受賞。
2012年、第21回東京スポーツ映画大賞特別賞を受賞。
2013年、第68回毎日映画コンクール特別賞を受賞。
2014年、兵庫県香美町の観光大使に就任。
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2014年7月、映画「太秦ライムライト」で初主演。
2014年8月、映画「太秦ライムライト」で第18回ファンタジア国際映画祭(カナダ=モントリオール)最優秀主演男優賞を受賞。(日本人初受賞&歴代最年長受賞記録更新)
2014年9月、京都市文化芸術表彰「きらめき賞」を受賞。
2014年12月、第27回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎特別功労賞を受賞。
2015年1月、第33回(平成26年度)京都府文化賞・功労賞を受賞。
福本清三といえば?
- 斬られ役といえば、まずこの人の右に出る者はいない。
- 水戸黄門や暴れん坊将軍などの時代劇には必ずといっていいほど登場している。
- クレジットされなくとも一度は画面にアップになるため、顔だけ知っている人も多い。
- 彫りが深く細面で、一度見たら忘れられないほど存在感のある俳優だ。
- “主人公に斬られ、くるっと一回転しカメラ目線になり、大きくのけぞってフレームアウトする”エビ反り。この技は福本さんが考案したとか。
- その昔、ファンの要望とかで徹子の部屋に出演したことがある。(後にもう一回出演)
- 実は、『仁義なき戦い』『極道の妻たち』など、東映のやくざ映画にも数多く登場している。
- ファンからは“福ちゃん”または“先生”などと呼ばれている。